商業施設
宮城県仙台市 宿泊施設様 屋上ボイラー排気筒補強工事
ホテル施設 屋上ボイラー排気筒
単管パイプ足場による転倒防止補強工事 施工事例
今回ご紹介する施工事例は、ホテル施設の屋上に設置されたボイラー排気筒の転倒防止を目的とした補強工事です。
宿泊施設におけるボイラー設備は、給湯・暖房・厨房などホテル運営の根幹を支える重要設備であり、特に屋上に設置される排気筒については、強風・積雪・地震といった外的要因に対する安全性の確保が不可欠となります。
本工事では、既設排気筒の現状を詳細に調査したうえで、単管パイプを用いた足場兼補強構造を採用し、排気筒の安定性を大幅に向上させる施工を行いました。
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■ 施工背景と課題
対象となったホテル屋上には、複数本のボイラー排気筒が設置されており、高さがある構造上、
• 強風時の揺れ
• 経年劣化による固定部の緩み
• 万が一の地震時の転倒リスク
といった点が懸念されていました。
特にホテル施設では、設備トラブル=営業への直接的な影響につながるため、「万が一」を未然に防ぐ予防保全の観点から、転倒防止対策の強化が求められていました。
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■ 施工内容の概要
今回の工事では、以下のポイントを重視して施工を進めています。
• 排気筒周囲に単管パイプによる足場を組立
• 足場を単なる作業用ではなく、構造体として排気筒を支持
• 建物躯体との取り合いを考慮し、過度な荷重をかけない設計
• 点検・メンテナンス性を損なわない配置計画
単管パイプは、強度と柔軟性を兼ね備えた資材であり、現場条件に応じた細かな調整が可能です。
今回のような屋上設備の補強工事では、既設設備を活かしながら安全性を高められる点が大きなメリットとなります。
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■ 安全管理と施工品質への配慮
屋上作業という特性上、施工中は以下の点を徹底しました。
• 作業員の墜落防止対策
• 強風時の作業中止判断
• 資材落下防止措置の徹底
• ホテル利用者様への影響を最小限に抑える工程管理
また、排気筒は高温になる設備であるため、排気経路・放熱・保守点検スペースを十分に確保し、機能を損なわない補強構造としています。
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■ 施工後の効果
本工事により、以下の効果が得られました。
• 排気筒の揺れを抑制し、転倒リスクを大幅に低減
• 強風・積雪時における設備の安心感向上
• 予防保全による、将来的な大規模修繕リスクの回避
• 施設管理者様の日常点検・管理負担の軽減
■ 施設管理者様・オーナー様へのメッセージ
屋上に設置されているボイラー排気筒や各種設備は、日常的に目に触れる機会が少ないため、
「問題が起きてから初めて対策を検討する」ケースが少なくありません。
しかし実際には、
• 強風による微細な揺れの蓄積
• 経年による支持部・固定部の疲労
• 雪荷重・温度変化による金属疲労
• 想定外の地震動による影響
といった要因が、静かに、しかし確実にリスクを高めていきます。
今回のような単管パイプを用いた転倒防止補強工事は、
大規模な設備更新を行うことなく、現状設備を活かしながら安全性を底上げできる有効な手段です。
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■ 単管パイプ補強工事のメリット
本工事で採用した単管パイプによる補強には、以下のような利点があります。
• 既設設備を撤去せずに施工可能
• 現場条件に合わせた柔軟な設計が可能
• 将来的な設備更新・撤去にも対応しやすい
• コストを抑えつつ安全性を向上できる
特にホテル施設のように、
**「営業を止められない」「利用者様の安全配慮が最優先」**という環境においては、
工期・影響範囲・安全性のバランスが非常に重要になります。
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■ 見えない部分こそ、施工品質が問われる
排気筒の補強工事は、完成後に大きく目立つものではありません。
しかし、だからこそ、
• 単管の緊結精度
• 水平・垂直の取り方
• 固定点の位置と荷重分散
• 将来の点検・補修を見据えた構造
といった施工の質そのものが、数年後・十数年後の安全性に直結します。
株式会社菜花空調では、
「今、問題がなければ良い」ではなく、
**「数年先も安心して使い続けられるか」**という視点で施工計画を立てています。
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■ 今後の設備保全に向けて
今回の工事を通じ、施設管理者様からは、
• 屋上設備全体の安全性を見直すきっかけになった
• 目に見えない部分の重要性を再認識できた
• 設備更新だけでなく、補強という選択肢があることを知った
といったお声をいただきました。
設備は「壊れてから直す」ものではなく、
「壊れないように手を入れる」ことで、結果的にコストとリスクを抑えることが可能です。
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■ 株式会社菜花空調の対応領域
株式会社菜花空調では、以下のような工事・対応を一貫して行っております。
• ホテル・病院・商業施設の設備工事
• 屋上ボイラー・給湯設備・排気筒の安全対策
• 架台・足場・単管を含めた付帯工事
• 既設設備を活かした改修・補強工事
• 施設の長期運用を見据えた設備提案
設備機器単体だけでなく、周辺環境・支持構造・将来性まで含めた総合的な設備工事が、
私たち菜花空調の強みです。
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竣工日
2026年1月
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場所
宮城県仙台市
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施工内容
ビルメンテナンス工事
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構造
RC造
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施工者
株式会社菜花空調

