工場・プラント
宮城県仙台市泉区 食品加工工場様 日立冷凍機設置工事
【施工事例】業務用冷凍機 更新工事|省エネ型スクロール冷凍機導入による冷凍設備リニューアル
■ 冷凍機更新・冷凍設備施工のご相談背景
近年、食品工場・物流倉庫・冷凍冷蔵施設では、
冷凍機の老朽化による能力低下・電気代の高騰・冷媒規制への対応 が大きな課題となっています。
今回ご依頼いただいたお客様も、
• 冷凍機の使用年数が長くなってきた
• 冷凍能力の低下や温度ムラが発生している
• 今後のフロン規制・省エネ対策を見据えて冷凍設備を更新したい
といった理由から、業務用冷凍機の更新工事をご検討されていました。
⸻
■ 施工概要|冷凍機 更新工事・冷凍設備 施工内容
工事内容:業務用冷凍機 更新工事
用途:食品工場向け 冷凍設備
導入機器:省エネ型スクロール冷凍機(R448A冷媒)
既設冷凍機を撤去し、
省エネ性能・環境性能に優れた最新のスクロール冷凍機へ入替を行いました。
冷凍設備は24時間稼働が前提となるため、
単に「新しくする」だけでなく、
• 安定した冷凍能力
• 長時間運転に耐える信頼性
• 将来を見据えた冷媒選定
• メンテナンス性の良さ
これらを重視して機種選定・施工計画を行っています。
⸻
■ 冷凍機更新で重視したポイント
① 省エネ冷凍機による電気代削減
今回採用したスクロール冷凍機は、
インバーター制御を搭載した高効率タイプの省エネ冷凍機です。
従来の定速運転型冷凍機と比べ、
負荷に応じて最適な運転を行うため、
• 無駄な電力消費を抑制
• 部分負荷時の効率向上
• 年間電力量の削減
が期待できます。
冷凍設備は電気代の占める割合が大きいため、
冷凍機更新=ランニングコスト削減につながる重要な工事です。
⸻
② 次世代冷媒対応の冷凍設備施工
本工事では、環境負荷の低いR448A冷媒対応冷凍機を採用しています。
R448A冷媒は、
• 従来冷媒と比べて地球温暖化係数(GWP)が低い
• フロン排出抑制法に対応
• 将来的な冷媒規制リスクを低減
といった特徴があり、
長期的に安心して使用できる冷凍設備として注目されています。
冷凍機更新のタイミングで冷媒を見直すことは、
今後の設備運用において非常に重要です。
⸻
③ 冷凍設備の美観と耐久性を両立した施工
屋外設置となる冷凍設備では、
配管・ダクトの施工品質が設備寿命に直結します。
今回の冷凍設備施工では、
• ダクト・配管ルートを整理
• 曲がり部の抵抗を考慮した施工
• 耐候性を考慮した材料選定
を行い、見た目と機能性の両立を意識しました。
工場や施設の外観を損なわない仕上がりとしつつ、
メンテナンス時の作業性にも配慮しています。
⸻
■ 冷凍機更新工事の流れ
1. 現地調査(冷凍能力・既設設備確認)
2. 冷凍機・冷凍設備の最適機種選定
3. 更新工事計画の立案
4. 既設冷凍機撤去
5. 新設冷凍機据付・配管工事
6. 気密試験・真空引き・冷媒充填
7. 試運転・動作確認
食品工場という特性上、
稼働を止めない工程管理にも細心の注意を払い、
短期間で安全に冷凍機更新を完了させました。
⸻
■ 冷凍機更新後の効果
冷凍設備更新後は、
• 冷凍庫内温度の安定化
• 冷凍能力の向上
• 消費電力の低減
• 異常停止リスクの低下
など、多くの改善効果が見られました。
お客様からも
「冷凍機更新によって設備全体の安心感が大きく向上した」
とのお声をいただいています。
⸻
■ 冷凍機更新・冷凍設備施工は菜花空調にお任せください
株式会社菜花空調では、
冷凍機更新工事・冷凍設備施工・省エネ冷凍機導入を数多く手掛けております。
• 食品工場
• 冷凍冷蔵倉庫
• 飲食店バックヤード
• 物流施設
など、用途に応じた最適な冷凍設備をご提案可能です。
冷凍機の更新時期でお悩みの方、
電気代削減・設備老朽化が気になる方は、
ぜひ一度、菜花空調までご相談ください。
-
竣工日
2025年12月
-
場所
宮城県仙台市泉区
-
施工内容
冷凍機設備工事
-
構造
SRC造
-
施工者
株式会社菜花空調

