工場・プラント
宮城県仙台市泉区 食品加工工場様 日立冷凍機設置工事
【施工事例】省エネ冷凍機への更新工事|業務用冷凍設備の入替施工
冷凍機更新・冷凍設備施工で省エネと安定稼働を両立
今回は、既設の業務用冷凍設備を省エネ型インバーター冷凍機へ更新した施工事例をご紹介します。
老朽化した冷凍機は、電気代の増加や突発的な故障リスクが高く、食品工場・物流倉庫・業務用施設において大きな経営リスクとなります。
本工事では、冷凍能力の最適化・省エネ性能の向上・長期安定稼働を目的に、
最新の**スクロールインバーター冷凍機(R448A冷媒対応)**へ更新を行いました。
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施工概要|冷凍機更新工事
• 工事内容:業務用冷凍機 更新工事
• 工事種別:冷凍設備 施工(既設撤去・新設据付)
• 冷媒:R448A(低GWP・環境配慮型冷媒)
• 制御方式:インバーター制御
• 対象施設:業務用施設(冷凍設備)
今回導入した冷凍機は、日立製スクロールインバーター冷凍機です。
負荷変動に応じて回転数を制御できるため、部分負荷運転時の消費電力量を大幅に抑えることが可能です。
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冷凍機更新を行った背景と課題
既設の冷凍設備では、以下のような課題がありました。
• 冷凍機の経年劣化による電気代の増加
• 起動・停止の繰り返しによる機器への負担
• 夏季・高負荷時の冷却能力低下
• 万一の故障時に業務が停止するリスク
特に近年は電気料金の上昇により、冷凍機更新による省エネ対策の重要性が高まっています。
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省エネ冷凍機へ更新するメリット
① 電気代の削減(ランニングコスト低減)
インバーター制御により、必要な能力分だけ運転するため、
従来機と比べて年間消費電力量の大幅削減が期待できます。
② 安定した冷凍能力
外気温や庫内負荷の変化に柔軟に対応でき、
冷凍温度のばらつきを抑制し、品質管理の安定化につながります。
③ 環境負荷の低減
R448A冷媒を採用することで、
地球温暖化係数(GWP)を抑えた環境配慮型の冷凍設備を実現しています。
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施工のポイント|冷凍設備施工の品質
今回の冷凍機更新工事では、以下の点を特に重視しました。
• 既設配管ルートを活かした最適な配管設計
• 防振架台・基礎ブロックによる振動・騒音対策
• メンテナンス性を考慮した機器配置
• 将来の更新も見据えた点検スペースの確保
冷凍設備施工は、単に機器を入れ替えるだけではなく、
配管・据付・排気・周囲環境まで含めた総合的な設計力が重要です。
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冷凍機更新は「早めの判断」が重要です
冷凍機は突然停止するケースも多く、
トラブル発生後の対応では業務停止や食品ロスにつながる恐れがあります。
以下に当てはまる場合は、早めの冷凍機更新をご検討ください。
• 使用開始から10年以上経過している
• 電気代が年々上昇している
• 異音・振動・霜付きが発生している
• 夏場に能力不足を感じる
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冷凍機更新・冷凍設備施工はお任せください
当社では、
冷凍機 更新/冷凍設備 施工/省エネ冷凍機導入を一貫対応しております。
• 現地調査・負荷計算
• 最適機種の選定
• 施工・試運転・アフターサポート
業務用冷凍設備の更新をご検討中の方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
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竣工日
2025年12月
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場所
宮城県仙台市泉区
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施工内容
冷凍機設備工事
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構造
鉄骨造
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施工者
株式会社菜花空調

