飲食店の厨房設備、買い替えの適切なタイミングはいつ?

皆さんこんにちは。

宮城県塩竈市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行っている株式会社菜花空調です。


飲食店にとって、ガスレンジや大型冷蔵庫といった厨房設備は必要不可欠なものです。もし、これらの設備が故障して使えなくなれば、営業に支障をきたすでしょう。安定した営業のためにも、適度に設備投資を行って機能を維持したいところですが、いつごろ買い換えるのがベストなのでしょうか。ここでは、厨房設備の買い替えのタイミングに関する知識をご紹介します。



■厨房設備の耐用年数はどれくらい?



買い替えのタイミングの目安になるのは、厨房設備の法定耐用年数です。耐用年数とは、資産価値を維持できる期間=減価償却資産として認められる期間のことをいいます。


つまり、「この設備なら大体このくらいの使用で損耗し価値が下がるだろう」という期間が法律で決められており、それに従って少しずつ経費に計上していく必要があるのです。主な厨房設備の耐用年数は以下のようになっています。


・ガスレンジ、フライヤーなど:8年

・冷蔵庫・冷凍庫・製氷機(電気式):6年

・冷蔵庫(氷式):4年


ただし、耐用年数はあくまでも「税法上での価値を持続できる年数」でしかありません。寿命や使用可能期間とは別物なので、耐用年数を過ぎても十分使えることもありますし、逆にそれより早く故障してしまうこともあります。実際、「うちのお店の冷蔵庫はもっと長く使っているけど何ともないよ」という方は多いのではないでしょうか。


とはいえ、飲食店の経営において節税は重要な課題であり、耐用年数が大きな意味を持っているのも確かです。耐用年数は参考情報の1つと捉え、他の要素も考慮して買い替えのタイミングを判断するのが望ましいでしょう。



■厨房設備の買い替えのタイミング



それでは、厨房設備はいつ買い換えるのが最も適切なのでしょうか。設備の状態やお店の状況などによって考え方は変わってきますが、よく買い替えが行われるタイミングとしては以下の3つがあります。それぞれの特徴をよく比較して判断しましょう。



▼耐用年数を目安にする


減価償却による節税効果を狙うなら、法定耐用年数に合わせて買い換えるのが1番です。耐用年数を過ぎても厨房設備を使い続けた場合、買い替え費用は節約できますが、すでに減価償却が終わっているので経費として計上できません。「少しでも余分な税金をなくしたい」という方は、耐用年数を目安に買い替え、常に経費を計上し続けるのがおすすめです。



▼故障した時


厨房機器が故障した時は、当然ながら買い替えのタイミングとなります。ひとまずメンテナンスを依頼してみて、修理できないか修理費用が高くつくと判明した場合に買い替えてもいいでしょう。


ただし、厨房機器が故障すると、お店が営業できなくなる場合もあります。完全に故障してから対応するのは望ましくないので、機能の低下や異音などの不具合が発生したら、すぐに専門業者にメンテナンスを依頼しましょう。できれば定期的にメンテナンスを行っておくと、業者からのアドバイスを受けて買い替え時期を見極めやすくなります。


特に、古い厨房機器の場合は、すでに交換用の部品の在庫がないケースも珍しくありません。故障したので慌てて修理を依頼したら、部品の在庫がなかったので結局買い替え……ということもよくあります。修理の可否に関する情報も専門業者から入手しておき、早めに買い替え計画を立てておきましょう。



▼事業拡大



事業の拡大や変革をしたい時も、厨房機器を買い換える絶好のタイミングです。たとえば、すぐ近くにライバル店がオープンした場合、対抗策として新メニューの開発やサービスの改善を迫られることも多いでしょう。新しい厨房機器が、そんな状況の助けになるかもしれません。飲食業界で生き残るためにも、設備投資をしっかりと行なってください。



■設備の故障や交換は仙台市の菜花空調へ



菜花空調では、商品のご購入から施工までのお見積もりを無料で承っております。新しい厨房設備の設置はもちろん、日頃のメンテナンスや故障時の修理も可能です。製氷機やガス機器、給湯器など、厨房設備なら何にでも対応でき、設計図をもとに安全に設置いたします。お得なキャンペーンも行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。