エアコンの修理と買い替えはどちらがお得? おすすめの買い替え時期を紹介

皆さんこんにちは。

宮城県塩竈市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行っている株式会社菜花空調です。


エアコンは夏や冬を乗り切るために必須の設備ですが、いつかは寿命がきます。ある日突然エアコンが故障し、「修理で済ませようか? それともいっそ買い替えようか?」と迷った経験のある方も多いでしょう。これはどちらがお得なのでしょうか。ここではエアコンの買い替え時期の見極め方や、修理・買い替え費用を安く抑えるポイントをご紹介します。



■エアコンの耐用年数は10年~14年



エアコンの買い替え時期の目安となるのが耐用年数です。一般的に、エアコンの耐用年数は10年とされています。この頃になると、経年劣化などのために不具合が出てくる場合が多いからです。


また、メーカーの部品の在庫も関係しています。法律上、メーカーは発売後10年間は部品をストックしておく義務があるため、故障しても修理してもらうことが可能です。しかし、10年を過ぎるとこの義務がなくなるので、部品の在庫がなく修理できないケースが増えます。そのため、10年を耐用年数とし、それを過ぎたら買い換えた方がいいとされているのです。


ただ、実際には10年以上使っている方が多いこともわかっています。内閣府の消費動向調査によると、エアコンの平均使用年数は14.1年でした(2019年3月)。さらに、約70%の人は「故障」を理由に買い替えているので、エアコンが使える限界は14年前後だと推測されます。


したがって、エアコンの耐用年数は10年~14年程度と見ておくといいでしょう。少なくとも、10年を過ぎたらいつ故障してもおかしくないと考え、折を見て買い換えるのがおすすめです。



■買い替えより修理の方が高くなるケースも



エアコンはそれなりの値段がするものなので、もし故障しても「修理で安く済ませたい」と考える方が多いと思われます。しかし実のところ、修理よりも買い替えた方が安くなるケースは珍しくありません


というのも、修理の方が安くなるのは、リモコンの故障や風向きの調整板が動かないなどの軽微なものに限られるからです。「風が出ない」「出てくる風が冷たくない」といった問題が発生している時は、モーターや圧縮機が故障している可能性があるので、場合によっては修理費用の方が高額になります。


多少安くなったところで、「それなら少し足して新品を買った方がいい」という方も多いでしょう。特に、耐用年数が近いか過ぎてしまっている場合は、たとえ修理できてもまたすぐに故障するおそれがあります。そのたびに何度も修理費用を支払うよりは、買い替えた方がお得かもしれません。


さらに、エアコンは最新のモデルの方が省エネ性能が高いため、今後のランニングコストを考えると買い替えの方がお得、という場合もあります。エアコンを修理するか買い替えるかで迷った時は、まず専門業者に両方の見積もりを出してもらい、総合的にどちらがお得なのかをよく考えるのが望ましいでしょう。



■買い替えるなら決算期・モデルチェンジ前の9月~10月!



エアコンを買い替えるとしても、その費用はなるべく安く抑えたいところです。家電量販店のセールのチラシはしばしば目にしますが、いつ購入するのが最もお得なのでしょうか。


1番のおすすめは9月〜10月です。この時期は決算セールがあるのに加え、10月~11月にモデルチェンジを控えているため、型落ち品(といっても最新に近いモデル)を安く購入できます。ボーナスの入る7月にもセールがありますが、夏本番ということで業者が繁忙期に入り、予約が取りづらい上に施工費用も高くなる点に注意しなければなりません。


その店、9月は業者も繁忙期を過ぎているので、比較的自由に予約を入れられます。9月に入った段階で、耐用年数である10年~14年ほど使用しているエアコンがあるのなら、故障する前に買い替えた方がいいかもしれません。いつ故障するかわからない不安を抱えながらエアコンを使い続けるよりも、安い時期を狙って積極的に買い替えを検討してみましょう。



なお、エアコンの修理・買い替え費用を抑えるためには、日頃のメンテナンスも重要です。しっかりクリーニングをしておけば、エアコンにかかる負荷が少なくなり寿命を延ばすことができます。調子の悪い箇所もすぐに修理することで寿命を延ばせるので、メンテナンスは定期的に行いましょう。


菜花空調では、エアコンの取り付け、交換、撤去、定期メンテナンスなどのお見積もりを無料で承っております。お得なキャンペーンも実施しておりますので、お気軽にご相談ください。