エアコンを購入をしていざ設置!となると、考えなければいけないのは設置場所です。
エアコンは家の室内と室外に設置をする必要があり、それらをつなぐ配管の位置によっては外観を損ねてしまう原因になります。
化粧カバーを施すことで、スッキリとした見た目にすることで外観を保つことが可能です。
「せっかく綺麗な外観をしているのに外観を損ねたくない。」
「エアコンのダクトや配管をスッキリとさせ、外観を綺麗に保ちたい」
こんな風に考えている方に向けて、今回はエアコンの配管をきれいにみせたい。配管カバーのメリットとデメリットとは?という内容でお伝えいたします。
・エアコンの配管の基礎知識
エアコンの配管と聞くと、おそらく室内機(エアコン本体)と室外機を繋ぐホースのようなものを想像されると思います。
厳密には、ダクトと配管の2種類からなっています。ダクトは空気の通り道、配管は液体やガスの通り道として定義されています。
ただし、エアコンの構造上ダクトと配管はまとめられている場合が多く基本的には配管と覚えておくと良いでしょう。
【配管の設置方法の違い】
配管の通し方にも種類がありその設置方法に違いがあります。
家の構造上、室内機(エアコン本体)と室外機の設置場所にはどうしても違いが発生してしまいます。そのため、設置場所によっては配管を露出させなければならない場合と、壁の中に配管を通せる場合とで配管の設置方法に違いが生まれます。
1.露出配管
露出という名前の通り、配管が見える通し方です。多くの賃貸物件などはこの方法でエアコンが設置されている場合が多く、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
この方法であれば壁に1箇所開けるだけで配管を繋げられるため、工事費も安価でメンテナンスも比較的容易に行うことが可能です。
2.隠蔽配管
隠蔽配管は、配管が見えないように壁の中に通す方法です。室内機(エアコン本体)と室外機の位置関係を考慮した施工が必要なため費用がやや高くなり、メンテナンスにも一手間ありますが外観をスッキリとした見た目のまま保つことが可能です。
一軒家にお住まいの場合は隠蔽配管になっている場合も多いのではないでしょうか。
・化粧カバーって何?
配管の通し方に違いがありますが、化粧カバーは露出配管で用いられるアイテムになります。
化粧カバーはプラスチック製のパイプで剥き出しの配管を綺麗にまとめることのできるアイテムで、色展開もされているため見た目に合わせてアイテムを選択することも可能です。
・化粧カバーをつけるとどうなる?
室内機と室外機を繋ぐエアコンの配管は必ず必要なパーツですが、やはり雨風にさらされる室外では汚れも付着するため剥き出しの状態では見栄えが悪くなるのは必然です。
また、ダクトや配管をまとめるためにテープで仕上げられる場合が多く、これだけではスッキリとした見た目にはなりにくいため化粧カバーをつけることでスッキリさせることができるでしょう。
では化粧カバーを設置するメリットとデメリットについて説明します。
【化粧カバーをつけるメリット】
化粧カバーをつけることで得られるメリットは2点です。
1.見た目がスッキリする
2.配管の劣化が防げる
上記の2点です。外観の他に劣化を防ぐため長期的にエアコンを使用することができるためいい事尽くしです。
【化粧カバーをつけるデメリット】
化粧カバーを取り付けるデメリットはほとんどありません。
「設置の際に壁に穴が……」と考える方もいるようですが、配管の設置の際にも壁には穴を開けることになるので気にすることはないと思います。
強いてあげるとするならば、化粧カバーを設置した場所の日焼け後が残ることくらいだと思います。ただエアコンを設置しない時期はほぼないに等しいと思いますのでこちらもあまりデメリットには感じられないと思います。
・化粧カバーを取り付ける基準
化粧カバーを取り付けるメリットとデメリットを考える事はもちろん大事ですが、やはり設置の時のオプション工事に追加をすると費用が上がります。
設置する際は、設置をするべきかどうかのラインを決めておくと良いでしょう。
ラインは主に3点です。
1.エアコン周りの綺麗さ
メリットを重視して外観を整えたい場合には、やはり化粧カバーは必須でしょう。
テープで巻き上げてまとめられる状態を避けたいのであれば、設置の依頼を行いましょう。
2.エアコンの使用期間
こちらもメリットを重視して、劣化を防止する事で長くエアコンを使えるようにしたい場合には化粧カバーの取付を選択するべきです。
ですが、エアコンの寿命が10〜15年ほどですので、中古で10年近く使用しているエアコンに化粧カバーを取り付けるのは少しもったいない気がします。
取付をするのであれば新規で購入するエアコンにすることをお勧めします。
3.隠蔽配管にするかどうか
化粧カバーを取り付けることで外観を整えることができますが、隠蔽配管ではないため露出はあります。
完全に隠蔽を行いたい場合は工事が可能ですが、化粧カバーの取付よりも費用がかさむためコスト面も加味した上で考えると良いでしょう。
また、隠蔽配管は主に一軒家で多く見受けられますが、賃貸物件で取り入れたいと考えている場合はトラブルを防ぐためにも事前に家主の方に相談をしておきましょう。
・後付けは自分でできる?
化粧カバーの後付けは可能です。
ホームセンターなどで取付パーツを購入することが可能なため、ドライバーやネジなどを用意することで自分で取付を行えます。
しかし、取付パーツのサイズが違うなど、間違いがあれば結局外観を損なってしまう状態にもなりかねませんので取付の際は慎重に行いましょう。
一番は専門の業者へ相談をすることです。
・エアコン化粧カバーの取付や隠蔽配管の平均費用
エアコンの化粧カバーを取付ける際や隠蔽配管を依頼する場合ですが、新規で購入をする場合や設置済みのエアコンに設置を行う場合で違いがあります。
【新規購入のエアコンにカバーを取付る場合の費用】
新規で購入をする場合は、エアコン本体の取付と同時に作業が行えるため比較的安めに取付依頼を行うことが可能です。
1.室内機側のカバー設置7,000円〜
2.室外機側のカバー設置5,000円〜
となっていますが、これらは設置環境などにもよって前後するので詳しい金額は工事の見積もりの際に相談をしてみることをお勧めします。
【設置済みのエアコンにカバーを取付る場合費用】
既に設置がされているエアコンに化粧カバーを取り付ける場合には、エアコンや配管を移動させたり設置し直す必要が発生するためやや高めになっています。
1.室内機側のカバー設置15,000円〜
2.室外機側のカバー設置17,000円〜
もし買い替えまでの期間があまりないのであれば、化粧カバーを使用しないか自分で設置をすることで費用を抑えることが可能です。
【隠蔽配管を施す場合の費用】
住居に隠蔽配管用の穴がある場合は隠蔽配管での設置を行っても良いでしょう。
隠蔽配管の工事だと6,000円〜となり、配管の清掃などが必要な場合はさらに費用が発生すると考えておいてください。
住居で使用が可能かは家主に相談をするか、持ち家の場合は専門の業者へ相談を行ってください。
・まとめ
今回はエアコンの配管をきれいにみせたい。配管カバーのメリットとデメリットとは?という内容でお伝えしました。
化粧カバーひとつで、外観がまるで変わるものです。
家にあった化粧カバーを検討して、満足の行くインテリアに仕上げてください。
設置についてはエアコンの購入店か専門の業者への相談をおすすめします。
《この記事を書いた人》
菜花祐樹 YUUKI NABANA
株式会社菜花空調 代表取締役
2004年創業、東北宮城県を中心に空調設備工事・ガス設備工事を主体
に設備工事業全般の事業に携わる。
菜花空調では、経験や技術に基づいた最適なご提案が可能です。「菜花空調」はそうしたプロの業者の1つです。宮城県エリアのあらゆる場所のエアコン、ガス、水道、給湯器等の工事を手掛けてきました。誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得しております。仙台をはじめ宮城県の工事の際は、ぜひ「菜花空調」にお任せください。
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