エアコンにこんな症状が出たら交換を!

皆さんこんにちは。

宮城県塩竈市・仙台市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行なっている株式会社菜花空調です。


今年の夏も暑かったですよね。ここ宮城では、10月に入ってからも28℃を超えるような日がありました。それに伴ってエアコンの稼働期間も長くなり、例年よりも活躍してくれたのではないでしょうか。


さて、こうしてフル稼働が長く続くと、エアコンの故障が心配です。「冬の寒い日にエアコンを付けようとしたら動かなかった!」となったら困りますよね。

そこで今回は、エアコンの故障・不具合のサインとなる症状や買い替えのタイミングなどについてご紹介いたします。



■エアコンのこんな症状に要注意!


比較的長く使えて買い替えのタイミングが難しいエアコンですが、使用頻度が上がると当然消耗していきます。以下に故障や不具合のサインとなる症状についてのセルフチェック項目をいくつかご紹介しますので、ご自宅のエアコンを確認してみてください。



・エアコンからの風が臭う

フィルターを適度に掃除しているにも関わらず、エアコンからの風が臭う場合は要注意です。その場合、フィルター奥のファンや熱交換器にカビが発生している可能性があります。これらの部分は、フィルターのように手軽にお掃除できる部分ではありませんので、専門業者にクリーニングを依頼する必要があります。



・冷風・温風が出にくい

冷風・温風が出にくく、部屋が設定した温度にならないようなら、冷媒ガスが漏れている可能性があります。専門業者に点検してもらい、場合によっては修理が必要となります。ただし、フィルターの詰まりが原因で冷風・温風が出にくくなるケースもあります。フィルターの詰まりはさまざまな故障を引き起こすので、放置せずに早めにお掃除しましょう。




・室内機からの水漏れ

室内機から水漏れが発生しているときは、まずは接続しているドレンホースを確認してください。ドレンホースからも水漏れが確認できる場合、内部で詰まりや折れ曲りが発生している可能性があります。ドレンホースからの排水に問題がないなら、室内機内部で生じた結露による水滴、が吹き出し口から漏れていることが考えられます。その場合、フィルターの掃除をし、それでも解決しなければ専門業者による修理が必要となります。




・エアコンから異音がする

不自然な異音や大きな音がエアコンから聞こえる場合も要注意です。この場合、室内機の送風ファンが故障しているか、吹き出し口の作動不良が考えられます。室外機からの異音なら、室外機内のコンプレッサーが故障しているかもしれません。これらはメンテナンスにより改善できることもありますが、重度によっては修理や交換、買い替えを検討する必要があります。




・エアコン操作が反応しない

「エアコンの電源が入らない」「風向や温度の設定ができない」などのエアコン操作が反応しないケースでは、エアコン本体、またはリモコンに不具合が発生しています。リモコンだけの不具合の場合は、汎用リモコンを使ったり、メーカーによるスマートフォン用アプリを代用したりするなどの手軽に済む解決策があります。エアコン本体の場合だと、電源プラグを差し直すことで解決することもありますが、修理や買い替えも視野に入れなければならないでしょう。




・エアコンを使用すると漏電ブレーカーが落ちる

エアコン使用時に漏電ブレーカーが落ちる場合は、エアコン周りで漏電が発生している可能性があります。漏電は火災など事故の原因となりますので、早急に専門業者に点検してもらいましょう。




■「修理するか、買い替えるか」で迷ったときは?


いざエアコンの修理を依頼した際に、修理代の見積もりを見ると、予想以上に費用がかかる場合もあります。そんなときは「いっそのこと買い替えたほうがいいのではないか」と迷われるのではないでしょうか。以下に、エアコン買い替えのタイミングとなる判断材料や知っておいた方がいいポイントを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。




・メーカーごとに設定されている最低保証期間

多くのメーカーでは、エアコンの本体は1年間、冷媒回路(熱交換器、本体配管、圧縮機)は5年間の最低保証期間が設けられています。保証期間が切れているようなら、買い替えを検討してみてもいいタイミングでしょう。ただし、家電量販店で購入した場合、有料で10年間の延長保証に加入しているかもしれませんので、購入時の契約内容はしっかりと確認してください。



・エアコンの買い替えの、平均寿命は13.5年

エアコンの平均寿命は約13.5年といわれており、基本的に10年以上長くお使いいただけます。しかし、使用頻度や稼働時間によって耐久年数に差が出ますので、上記で挙げたチェックポイントを確認してご自宅のエアコンの状態を随時チェックしてください。平均寿命を超えているようなら、買い替えを検討してみましょう。



・最新機種は高性能で省エネ性抜群

エアコンは10年以上使い続けられると前述しましたが、エアコンの性能は10年間で飛躍的に向上します。現在の最新機種のエアコンでは、室内機内部のゴミやホコリ、カビなどを自動で除去してくれるものやスマートフォンで遠隔操作できるものが販売されています。


また10年前のエアコンと最新機種を比べると、消費電力は約5%カットされていることに加えて、搭載されたAIが居住環境や室温変化などを学んで省エネ運転をサポートしてくれるので、省エネ性能は大きく向上しています。「電気代を安くしたい」「機能を充実させたい」と感じたときも、エアコン買い替えを検討するタイミングの一つといえます。





■まとめ


今回は、エアコンの故障のサインとなる症状や買い替えのタイミングについてご紹介しました。


症状についてなど何かエアコンについてお困りの際は、菜花空調までぜひお声がけください。プロの視点で確実な点検・分析をいたします。また修理・買い替えでお悩みの方にも、お客さまの目線とプロの目線の両方からアドバイスできるかと思います。エアコンのことなら菜花空調まで、どうぞお気軽にご相談ください。