【危険信号】気温上昇であなたの家の設備が「夏バテ」?故障を避けるための対策

こんにちは!株式会社菜花空調です。


連日、体温を超えるような猛暑が続いていますが、皆さんのご自宅のエアコンや給湯器、冷蔵庫といった大切な設備は元気に動いていますか?


実は、人間と同じように、住宅設備も「夏バテ」してしまうってご存知でしたか?気温が急激に上がるこの時期、私たちの元には「急にエアコンが効かなくなった」「お湯が出ない」といった故障に関するお問い合わせが急増します。


今回は、なぜ気温が上がると機械の不具合が増えるのか、その具体的な理由と、大切な設備を夏のトラブルから守るための対策について、詳しく解説します。



1️⃣気温上昇が住宅設備に与える3つの悪影響


機械は、それぞれ最適な温度環境で最大の性能を発揮するように設計されています。しかし、日本の夏のような異常な高温は、設備にとって想像以上のストレスとなり、以下のような不具合の原因となります。


😟熱による「オーバーヒート」


最も直接的な影響は、機械内部のオーバーヒートです。


冷却機能の限界: エアコンの室外機や給湯器の排気部など、熱を外に逃がす部品は、周囲の気温が非常に高いと、効率的に冷却できなくなります。特に直射日光が当たる場所に設置されていると、熱の排出が間に合わず、内部温度が危険なレベルまで上昇します。


部品の劣化加速: 熱がこもると、電子部品やモーター、ポンプなど、機械を構成する重要なパーツが設計以上の高温にさらされ、劣化が急速に進みます。これにより、突然の故障や設備の寿命が縮まる原因になります。


強制停止: 温度が限界を超えた場合、機械は自身を守るために保護機能が働き、強制的に運転を停止してしまうことがあります。これは故障ではない場合もありますが、必要な時に使えなくなる不便さにつながります。



😟湿気による「サビ」や「ショート」


高温多湿な日本の夏は、湿気もまた機械にとっての大敵です。


金属部品の腐食: 湿度が高い環境では、機械内部の金属部品がサビやすくなります。サビは部品の動きを悪くしたり、電気的な接触不良を引き起こしたりする原因となります。


電子回路の結露・ショート: 機械内部で結露が発生すると、電子回路が水滴に触れてショートしたり、故障したりするリスクが高まります。特にエアコン内部の結露はカビの原因にもなりますが、それが電子部品に影響を及ぼすとさらに危険です。


😟電力消費の増大による「負荷」


気温が上がると、設備は設定温度を維持するため、または通常運転を行うためにより多くのエネルギーを消費します。


モーターやコンプレッサーの酷使: エアコンのコンプレッサーや給湯器のポンプなど、熱を発生させる主要な部品は、外気温が高いほど長い時間フル稼働状態が続きます。これにより、部品への過剰な負荷がかかり、寿命が縮まるだけでなく、性能低下にも繋がります。


電力系統への負担: 消費電力が増大すると、ご家庭の分電盤や配線にも大きな負担がかかります。これが、頻繁なブレーカー落ちの原因になったり、最悪の場合、配線の発熱による火災リスクを高めたりすることもあります。



2️⃣夏に故障が増えやすい主な住宅設備


特に夏場に不具合に関するお問い合わせが多くなるのは、以下のような設備です。


  • エアコン: 室外機が高温にさらされ、冷媒回路の負荷が増大。設定温度まで冷えにくくなったり、異音がしたり、突然停止したりするケースが多発します。
  • 給湯器: 夏でもシャワーなどで毎日使うため、エコキュートなどの貯湯式は沸き上げ不足になったり、内部部品が熱の影響を受けやすくなります。
  • 換気扇: キッチンや浴室の換気扇は、熱気や湿気を排出するために酷使され、内部に汚れが溜まっているとモーターに負荷がかかりやすくなります。



3️⃣大切な設備を守るために!「熱」トラブルへの効果的な対策


突然の故障で困らないためにも、この猛暑が続く今こそ、大切な設備を守るための対策を講じましょう。


🟧ご家庭でできる夏の機械トラブル対策


✅エアコン室外機の環境整備:


風通しを確保: 室外機の吹き出し口や吸い込み口の周りに物を置かず、スムーズな空気の流れを確保しましょう。


日陰を作る: 直射日光が強く当たる場合は、すだれや遮光ネットなどを活用して日陰を作り、室外機本体の温度上昇を和らげましょう。ただし、空気の循環を妨げないよう注意が必要です。


表面の清掃: 室外機のフィンに付着したホコリや落ち葉を軽く払い落とすことで、放熱効率を維持できます。


✅換気扇の清掃:


キッチンや浴室の換気扇フィルターや羽根に付着した油汚れ、ホコリを定期的に洗浄しましょう。これにより、モーターへの負荷が軽減され、熱を持ちにくくなります。


✅適切な使用方法と負荷軽減:


エアコンの設定温度: 極端に低い温度設定は避け、無理のない範囲で(例:26~28℃)利用し、扇風機やサーキュレーターを併用して効率的に冷気を循環させましょう。


✅異変に気づいたら放置しない:


「変な音がする」「効きが悪くなった」「異臭がする」など、普段と違う異変を感じたら、すぐに原因を調べましょう。早期発見・早期対応が、大きな故障を防ぐカギです。



🟧菜花空調にご相談いただきたい対策(プロにお任せ!)


✅定期的な専門点検・メンテナンス:


ご自身での清掃には限界があります。エアコン内部の熱交換器や給湯器の燃焼系など、専門知識が必要な部分は、プロによる分解清掃や点検が不可欠です。内部の汚れや部品の劣化を早期に発見し、適切な処置を施すことで、熱による不具合や故障リスクを大幅に減らせます。特に10年以上ご使用の設備は、プロの診断を強くおすすめします。


✅分電盤の点検と容量アップ:


夏場に頻繁にブレーカーが落ちる場合は、専門の電気工事士が分電盤を点検し、必要に応じた容量アップ工事をご提案できます。これにより、電力負荷によるブレーカー落ちや発熱、最悪の場合の火災のリスクを軽減できます。


✅高効率設備への交換:


古い設備は、電気効率が悪く、夏場は特に多くのエネルギーを消費し、機械自体に大きな熱負荷がかかりがちです。最新の高効率エアコンやエコキュートなどに交換することで、電気代を大幅に削減できるだけでなく、機械への負担も減らすことができます。国の補助金制度(例:給湯省エネ2025事業など)を活用すれば、初期費用を抑えて導入することも可能です。



【まとめ】機械にも「夏バテ」はやってくる!早めのケアで安心を


人間の体と同じように、機械も夏の高温多湿環境には大きな負担がかかります。不具合を未然に防ぎ、長く快適に使い続けるためには、日頃のちょっとしたケアと、気になる点があればプロに相談する「早めの行動」が何よりも大切です。


「エアコンの効きが悪い」「給湯器から変な音がする」「家の電気がよく落ちる」など、夏の住宅設備に関するお悩みがありましたら、どんなことでもお気軽に株式会社菜花空調にご相談ください。宮城県塩竈市を拠点に、地域のお客様の「困った」を解決し、安心・快適な暮らしをサポートいたします。



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