空調設備工事に深刻な影響を与える「銅管価格の急激な高騰」について
― 工事価格改定(値上げ)に関する重要なお知らせと、私たちの考え ―
いつも菜花空調のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
日頃より、家庭用エアコンから業務用空調設備まで、数多くの工事をご依頼いただき、心より御礼申し上げます。
本日は、現在空調設備工事業界全体で避けて通ることのできない大きな問題となっている
**「工事資材・銅管価格の急激な高騰」について、
そしてそれに伴う工事価格改定(値上げ)**に関して、詳しくご説明させていただきます。
お客様にとって少しでも有益な情報となるよう、
「なぜ価格が上がるのか」「なぜ避けられないのか」「工事の品質にどのように関わるのか」
を、専門業者の立場から分かりやすくお伝えいたします。


■ 空調設備工事における「銅管」の重要性
エアコンや業務用空調機は、電源を入れるだけで冷たい風・暖かい風が出てくるわけではありません。
室内機と室外機の間をつなぐ配管の中を、冷媒ガスが循環することで初めて冷暖房が機能します。
この配管に使われているのが銅管です。
銅管は、
冷媒ガスの圧力に耐えられる強度
温度変化に強く、劣化しにくい性質
加工性が良く、精密な施工が可能
といった理由から、**空調設備では事実上「唯一の実用的な材料」**といっても過言ではありません。
つまり、銅管の品質や施工状態は、
エアコンの性能・寿命・安全性を大きく左右する非常に重要な要素なのです。

■ 銅管価格が高騰している本当の理由
「最近、材料が高くなっている」という話は耳にされているかもしれませんが、
銅管の価格上昇は、その中でも特に深刻です。
① 世界的な銅需要の爆発的増加
現在、世界中で以下の分野が急成長しています。
電気自動車(EV)
太陽光・風力などの再生可能エネルギー設備
半導体・データセンター関連設備
インフラ整備・都市開発
これらすべてに大量の銅が使われています。
その結果、世界規模で銅の奪い合いが起こっている状態です。
② 円安・原材料価格の上昇
日本で使用される銅は、多くが輸入に頼っています。
円安が進むことで、同じ量の銅でも仕入れ価格が大きく上昇します。
さらに、
原油価格の上昇
精錬・加工コストの増加
といった要因が重なり、銅管の価格は短期間で何度も値上げされているのが現状です。
③ 物流・人件費の高騰
資材を運ぶための燃料費、倉庫費、人件費も年々上昇しています。
これにより、材料費だけでなく流通コスト全体が押し上げられている状況です。
■ 空調設備工事業への深刻な影響
銅管は、空調工事において使用量が非常に多い資材です。
家庭用エアコン1台でも数メートル、業務用となれば数十メートル以上使用するケースもあります。
そのため、
工事1件あたりの材料原価が大幅に増加
見積作成時と工事時で仕入れ価格が変わる
工事内容によっては原価割れのリスク
といった問題が発生しています。
菜花空調でも、
仕入れ先の見直し
業務効率の改善
施工方法の工夫
など、あらゆる努力で価格維持を続けてまいりました。
しかし現在の銅管価格は、
企業努力だけでは吸収しきれない水準に達しているのが正直なところです。



■ 工事価格改定(値上げ)を行う理由
今回の工事価格改定は、決して安易な判断ではありません。
もし価格を据え置いたまま工事を続ければ、
安価な材料への切り替え
必要な工程の省略
作業時間の短縮による品質低下
といったことが起こりかねません。
菜花空調では、
「目に見えない部分ほど、誠実に施工する」
という考えを何より大切にしています。
そのため、
正規品の銅管を使用すること
適切な肉厚・品質を確保すること
漏れ・劣化を防ぐ確実な施工を行うこと
これらを守るために、やむを得ず工事価格の改定を行う決断をいたしました。
■ お客様にとって本当に大切なこと
一時的な工事費用だけを見ると、値上げはご負担に感じられるかもしれません。
しかし、空調設備は10年、15年と使い続ける設備です。
安価な工事によって、
数年でガス漏れが発生する
冷暖房効率が悪くなる
修理費用がかさむ
といったトラブルが起これば、
結果的に大きな出費につながってしまいます。
私たちは、
「適正価格 × 確実な施工」こそが、お客様の長期的な安心につながる
と考えています。
■ 菜花空調のこれから
菜花空調は、これからも
分かりやすい見積り
正直な説明
妥協のない施工
をお約束します。
工事価格や資材について疑問や不安がございましたら、
どんなことでもお気軽にご相談ください。
専門業者として、誠実にご説明いたします。
■ 最後に
銅管価格の高騰という厳しい状況の中でも、
菜花空調は品質と信頼を最優先に、地域のお客様と長くお付き合いできる会社であり続けたいと考えています。
今後とも、菜花空調をどうぞよろしくお願い申し上げます。

