皆さんこんにちは。
宮城県塩竈市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行っている株式会社菜花空調です。
自宅をリフォームする際のお悩みといえば、やはり費用の問題です。特に収入面の不安がある若いご夫婦や、何かとお金のかかる子育て世帯だと、なかなかリフォームに踏み切れないことも多いでしょう。そんな時、ぜひ活用していただきたい補助金制度が「こどもみらい住宅支援事業」です。ここでは、こどもみらい住宅支援事業の内容や注意点をご紹介します。
■こどもみらい住宅支援事業とは?
こどもみらい住宅支援事業は、令和3年(2021年)11月26日から開始された、国の住宅補助金制度です。「こどもみらい」の名の通り、子育て世帯や若者夫婦世帯を中心に住宅取得を支援し、省エネ性能の高い住宅を増やすことを目的にしています。また、最近注目されている「2050年カーボンニュートラル」の実現も狙いの1つです。
では、具体的にどのような世帯だと補助金を受け取れるのでしょうか? この制度では、主な支援対象となる「子育て世帯」と「若者夫婦世帯」を、以下のように定義しています。
子育て世帯…申請時点で平成15(2003)年4月2日以降出生の子がいる世帯
若者夫婦世帯…令和3年4月1日時点で夫婦のどちらかが39歳以下の世帯
わかりやすくいうと、概ね高校生までの子がいる世帯や、20代~30代の若い夫婦を支援の対象にしているわけです。なお、工事によってはこれ以外の世帯でも対象となっています。
■こどもみらい住宅支援事業の対象となる工事
こどもみらい住宅支援事業は、「注文住宅の新築」「新築分譲住宅の購入」、そして「リフォーム」も対象にしています。現在のお住まいをリフォームする場合はもちろん、中古住宅を購入してリノベーションする場合も補助金を受け取れるのです。
加えて、リフォームは子育て世帯や若者夫婦世帯以外も対象となっており、幅広い世帯が支援を受けることができます。もちろん、新築の場合は所有者自身が居住すること、リフォームの場合は所有者等が発注することが条件です。
また、省エネ住宅の増加が大きな目的なので、補助金を受け取るためには住宅に一定の性能が求められます。リフォームの場合、対象となる工事は以下の3つです。
①開口部の断熱改修(断熱複層ガラスへの交換や2重窓の設置など)
②外壁・屋根等の断熱改修(高性能断熱材の導入など)
③エコ住宅設備の設置(節水トイレへの交換など)
リフォームの補助金額は30万円~60万円/戸で、子育て世帯および若者夫婦世帯の方が、他の世帯よりも高く設定されています。なお、「住宅の性能を◯%向上させなければならない」などといった、細かい条件は求められません。内容がわかりやすく利用しやすいのも、この制度の大きなメリットといえるでしょう。
■こどもみらい住宅支援事業の対象期間とリフォーム時の注意点
こどもみらい住宅支援事業を利用する時は、いくつか注意点があります。特に重要な「工事内容」と「対象期間」のポイントを確認しておきましょう。
・工事内容
リフォーム工事でこの制度を利用したい場合、子育て対応改修や耐震改修、バリアフリー改修といった工事は、「それ単独」では補助金の対象になりません。あくまでも、省エネ性能の高い住宅の増加が目的だからです。
前述した3つの工事とあわせて行うのであれば、耐震改修やバリアフリー改修も補助金の対象にできます。まとめてリフォーム工事を行えないか検討してみましょう。
・対象期間
補助金を受け取るには、令和3年11月26日~令和4年10月31日に「工事請負契約」を済ませ、令和4年10月31日までに工事を完了する必要があります。補助金の申請は、原則として工事完了後です。また、依頼する施工業者は「補助事業者」として登録されていなければなりません。
来年以降もこの制度が続けられるかどうかはわからないため、補助金を受け取ってお得にリフォームをしたければ、早めに動く必要があります。申請自体は施工業者がやってくれるので、お客様ご自身が申請する必要はありません。まずはお近くの専門業者に相談し、リフォーム計画を立ててみましょう。
菜花空調では、水まわりをはじめとする住宅設備全般のリフォームを手掛けています。こどもみらい住宅支援事業の補助事業者としても登録済みで、制度利用時のアドバイスや最適なプラン作成が可能です。お見積もりは無料、お得なキャンペーンも随時実施しております。補助金を受け取ってお得にリフォームをしたい方は、お気軽にお問い合わせください。