ルームエアコンのトレンド「センシング機能」「気流制御」とは?~三菱電機「霧ヶ峰」FZシリーズ

皆さんこんにちは。

宮城県塩竈市・仙台市を拠点に、エアコンやガス給湯器の販売・取付工事を行なっている株式会社菜花空調です。


家電開発競争の象徴的な存在の1つが、エアコンです。毎シーズン、各メーカーがしのぎを削って快適性を向上させています。


こうした開発競争には、実は業界内でトレンドがあります。フィルターの自動掃除、イオン発生機能、熱交換器のフィンの自動清掃などは、記憶に新しいかと思います。2019年冬~2020年春にかけてのトレンドは、各種センサーによるセンシングとAI(人工知能)を組み合わせた快適運転です。


そこで今回は、各種センサーとAIの役割や、最新のエアコン機能などについてご紹介します。



■各種センサーとAIの役割とは?


これからのエアコン業界を席巻していくと考えられているのが、センサーとAIの組み合わせです。それでは、各種センサーとAIがそれぞれどのような役割を担っているのか、組み合わさるとどのように機能が向上するのかを見ていきましょう。



・センサーで室内の温度分布状況や、人の「温冷感」などをつぶさにセンシング


最近のエアコンには人感センサーや間取りセンサー、人感センサーといった多くのセンサーが搭載されています。これらのセンサーにより、室内の温度分布や人の移動、人がいる場所などを細かく感知しています。さらに、室内にいる人それぞれが感じている「温冷感」をセンシングするものもあり、そのときに合った最適な運転を行なってくれます。




・各種センサーの情報から、部屋の断熱性能をAIが学習。無駄をなくして効率をあげる


上記で挙げた各種センサーとAIの学習機能を組み合わせることにより、エアコン運転の快適性はさらに向上しています。

センサーから読み取った「温冷感」をAIが検知し、寒いと感じている人を優先的に温めるよう判断できます。最新のモデルでは、各種センサーの情報を蓄積して、部屋の断熱性能を学習する製品が登場しています。断熱性能の違いを学習することにより、温まりやすい部屋では起電力を抑えるといった運転が可能になります。また、室内状況により、普段人がいない空間には送風しないように調整するなど、無駄をなくした効率的な運転を自動で行なってくれます。



このように、各種センサーとAIが組み合わさることで、最新のエアコンの運転性能は飛躍的に向上しています。

ではここで、三菱電機が手がける「霧ヶ峰 FZシリーズ」のセンサーやAIの性能について見てみましょう。



■「霧ヶ峰 FZシリーズ」の魅力的な機能


・人工衛星にも搭載の高解像度・高感度の「サーマルダイオード赤外線センサー」



2020年度モデルの「霧ヶ峰 FZシリーズ」には、人工衛星「だいち2号」にも搭載された「サーマルダイオード赤外線センサー」が備わっています。従来製品と比較すると、センサーの画素数が80倍、センサー感度は2.5倍に向上しており、空気の流れを高精度に検知できるようになりました。このセンサーとAIが融合した「ムーブアイmirA.I.+」により、温度分布や風の強さなどを推測する精度が高まり、体感温度により近い判定で、エアコン運転が可能となります。




・世界初「おまかせA.I.自動」で温度と湿度の変化を予測


リモコンにある「おまかせA.I自動」ボタンを押せば、ボタン一つで体感温度や住宅性能に合った運転モードに切り替わってくれます。これは、少し先の部屋の温度と湿度の変化をAIが予測し、それに合わせた最適な運転を行なってくれるという機能です。さらに、部屋のレイアウトや間取りに合わせて気流の制御も行なってくれるので、多種多様な居住空間に、最適かつ省エネも期待できる運転をしてくれます。




・スマートスピーカー・スマートフォンでの操作に対応「サーモでみまもり」



エアコン本体に無線LAN機能が搭載されているので、専用アプリを使用することで、外出先でもエアコンを遠隔操作することができます。また、最新モデルで新たに搭載されている「サーモでみまもり」機能は、エアコンの遠隔操作に加えて、センサーで感知した部屋のデータを外出先から確認できるようになりました。小さいお子様や高齢者、ペットなどがいるご家庭でも、室内の状況をいつでもチェックすることが可能です。




・屋外温度 46℃まで運転保証する「STRONG(ストロング)冷房」


屋外の気温が高いときでも運転制御を最適にし、屋外温度46℃まで安定した冷房運転を保証してくれます。従来製品では、冷房運転時保証温度は屋外温度43℃まででしたが、最新シリーズではその機能がさらに向上しています。暑さが厳しい地域でも、エアコンが止まることなく、快適に過ごすことができますね。



■まとめ


今回は最新エアコンとして三菱電機の「霧ヶ峰 FZシリーズ」をご紹介しました。数年前のモデルとは比べものにならないほど機能が向上しており、エアコンの進化は目を見張るものがあります。最新機能のエアコンがお家にあると、一年を通してますます快適に過ごすことができますね。


他にも各メーカーでは最新のエアコンが随時発売されており、その機能もさまざまです。「最新のエアコンについて知りたい」「エアコンを買い替えたい」などお考えの方は、菜花空調までどうぞお気軽にお問い合わせください!

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