エコキュートを買ったあとには、取り付け工事が必要ですね。
工事費用の安さも気になりますが、工事の丁寧さ、質も重要なポイントです。
さて、今回は、エコキュートの取り付け工事が丁寧な優良店はどのような工事をするのか、見極めるポイントをご紹介します！
●エコキュートの基礎工事
エコキュートは370Lタイプだと満タン貯湯時には約450kgの重量になります。これだけの重さの物を支えるためには、しっかりと安定した土台が必要になります。
地震の多い日本では、この基礎部分は大変重要なものですね。
エコキュートの基礎工事には「現場打ち」と「エコベース」の２種類がありますが、どのような工事をする業者がいいのか、次から詳しくみていきましょう。
●現場打ち
型枠を作って生コンクリートを流し込む「現場打ち」は、土や砂利など地盤の弱い場所でもしっかりとした土台が作れます。ですが、その分コンクリートが乾くまで時間がかかったり、コストが高くなったりするようです。
早急にエコキュートを使いたいという方には向いていません。
基本的な工事を現場打ちで行う施工店は優良店だといえます。
●エコベース
エコベースは既存の土台を置くだけで、コストや時間は抑えられますが、現場打ちに比べるとやや不安定な土台になります。
利用者の「コストを抑えたい」「早く使えるようにして欲しい」という要望を聞いた上で、万が一の転倒のリスクを減らすためエコベースを埋め込み基盤の強度をあげる・緩みを防ぐ施工方法を行う施工店もあります。
●配管の状態を確認する
給湯器の交換工事では、既存の配管を必要に応じて引き続き使用する場合と、必要に応じて新たにつなぎ直す場合があります。配管が伸びるということはその分凍結のリスクも上がりますし、見栄えも悪くなります。
生活している方のことを考えて行っている施工は普段は見えない、通らないという場所でも可能な限りきれいな状態で施工を行います。
そのため、次の施工がされているかどうか確認してみましょう。
コーキングがされているか
家と給湯器の間には配管を繋ぐ穴があります。こちらをコーキングと呼ばれる充填材で塞がれているか、見てみましょう。コーキングは、害虫の侵入を防ぐためだけでなく配管のつなぎ目を保護する役割もあります。
他にも、壁掛けタイプのガス給湯器からお切り替えの際は、給湯器を固定していたネジの穴により開いてしまった部分もしっかりコーキングで塞いでくれているのなら丁寧な施工店でしょう。
●まとめ
せっかく購入したエコキュートを、安定した基盤の上で長く使用したいという願いは、みなさん同じだと思います。
今回の記事を参考に、みなさんもぜひ丁寧に工事をしてくれる優良店を見極めてくださいね。
《この記事を書いた人》
菜花祐樹 YUUKI NABANA
株式会社菜花空調 代表取締役
2004年創業、東北宮城県を中心に空調設備工事・ガス設備工事を主体
に設備工事業全般の事業に携わる。
菜花空調では、経験や技術に基づいた最適なご提案が可能です。「菜花空調」はそうしたプロの業者の1つです。宮城県エリアのあらゆる場所のエアコン、ガス、水道、給湯器等の工事を手掛けてきました。誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得しております。仙台をはじめ宮城県の工事の際は、ぜひ「菜花空調」にお任せください。
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