暑い夏にも寒い冬にも快適に過ごすために欠かせないエアコン。
新しく買ったときは取り付け工事までしてもらうことが多いですよね。本日は、家電量販店の下請け業者さんと、エアコン専門業者さんの違いについて、主に専門業者さんに焦点をあててご説明いたします。
●エアコン専門業者さんは自社見積もり、自社工事
家電業界は、一次請け二次請け三次請けとピラミット構造となっています。この構造によって仕方のないことですが、下請け業者さんの場合は見積額と実際の工事金額が大幅に違っていることもあります。
また、工事をする人が工事内容などを全く把握しておらず、何度も説明し直さなければならないこともあります。
その一方、エアコン専門業者さんは見積もりから工事まで一貫して行うため、安心です。また、気になる業者間の技術・サービス格差もありません。
●見栄えまで気を遣ってくれるかどうか？
意外なことに、エアコンは数ミリ位置が変わったり、配管の取り回しが変わったりするだけでも外観は大きく変わります。
せっかくオシャレな壁紙を選んだのに、その上にエアコンを取り付けてしまうのは大変残念な気持ちになりますが、実は当たり前のように行われているのが現状です。
特に建売住宅よりも注文住宅ほど構造や規格が不規則なため、工事が難しくなります。そのため、工事人から「ここにしか設置できません」と言われてしまうと、たとえ新築住宅に穴をあけることになろうとも、専門知識がない限り了承してしまいます。お部屋に適ったお客様ご要望通りの工事が可能なのは、専門業者さんに多いです。
●エアコン設置にしっかり向き合ってくれる？
エアコン工事は、特に新築の場合、直しのきかない初めの工事が肝心です。先ほども少しお話ししたように、室内機の容量や位置が違うだけで冷暖効率や外観は大きく変わります。
そのためにも、ファースト工事が非常に大切なのです。また、将来のエアコン交換のことを視野に入れることも重要です。新築完成時に将来のエアコン交換を考慮せず工事をした結果、交換時には足場がないと工事ができないなど後々大変困ってしまうケースもあります。
将来のお困りごとまで考えて提案してくれるのが、専門業者さんの良いところです。
●たしかな技術力があるかどうか
下請け業者さんの場合に多いのが、仕事がたくさん入っていることで効率化を考え、仕事が雑になったり、親切丁寧な仕事を意識することができなかったりすることです。
その点、下請け業者さんが断るような超難関工事にも対応できる施工技術力や丁寧な対応ができる傾向があるのが専門業者さんです。省エネ政策によって近年需要が増えているZEH(ゼッチ)などの機能性住宅にも対応してくれることも多いです。
また、三階建て狭小住宅はもちろんのこと、工事の難しいマンションなどの工事も請け負ってくれます。
●まとめ
エアコン工事というと、購入したお店の下請け業者さんに設置をお願いすることがほとんどだと思います。割引になることもありますし、手配もスムーズで便利ですよね。それぞれにメリット・デメリットがありますが、この記事を読んでくださった皆様には、ぜひ専門業者さんに依頼するという選択肢も視野に入れていただきたいです。
《この記事を書いた人》
菜花祐樹 YUUKI NABANA
株式会社菜花空調 代表取締役
2004年創業、東北宮城県を中心に空調設備工事・ガス設備工事を主体
に設備工事業全般の事業に携わる。
菜花空調では、経験や技術に基づいた最適なご提案が可能です。「菜花空調」はそうしたプロの業者の1つです。宮城県エリアのあらゆる場所のエアコン、ガス、水道、給湯器等の工事を手掛けてきました。誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得しております。仙台をはじめ宮城県の工事の際は、ぜひ「菜花空調」にお任せください。
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