「小まめに電源OFF vs つけっぱなし」「冷房 vs 除湿」、どっちがお得?



皆さんこんにちは、宮城県仙台市で空調工事やガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。

今回は、エアコンの節電についてのお話をご紹介したいと思います。


夏場になると電気の使用量が増え、一気に上昇する光熱費。

その一番の要因が「エアコン」というのは分かっているけれども、熱中症のことを考えると、むやみに「電源オフ」にすることもできません。


悩ましい夏場のエアコン運転。

少しでも節約できる運転方法はあるのでしょうか?





小まめに電源OFF vs 24時間つけっぱなし


最近インターネットで話題になっているのが、「24時間エアコンをつけっぱなしのほうが電気代は安い?」という問題。


この答えはズバリ、「住まいの環境によって異なる」というのが正解です。


エアコンで一番電力を消費するのは、設定温度と室内温度の差を埋めようとする「立ち上がり」のときです。

断熱がしっかりした部屋なら、いちど室温が設定温度になってしまえば、あとは安定した低負荷運転で済み、負荷も減ります。


たとえば、「冷房時 560W(115W~1150W)」という能力の812畳用のエアコンの場合なら、1時間あたりの電気代は、立ち上がり時は約29円、低負荷運転時は約3円です。


断熱がしっかりした建物で、狭めのワンルームであれば、24時間つけっぱなしで電気代が安くなる可能性があります。




仮に断熱がしっかり施されたマンションでも、最上階なら躯体の熱がまわってしまいますし、日当たりの良い部屋なら同様に温度上昇を招きます。

いずれも設定温度を維持しようとするエアコンの負荷が大きくなり、電力もたくさん消費してしまいます。


結論は先に出してしまいましたが、環境によって異なりますので、慎重に判断しましょう。

数時間程度の外出であればつけっぱなしのほうが電気代は安く済みそうですが、昼間に長時間外出されるときは、エアコンは切ったほうが結果的にお得になる可能性が高そうです。



冷房運転 vs 除湿運転




次に、冷房運転と除湿(ドライ)運転、どっちがお得かという問題です。


東京電力の調査によれば、夏場に除湿運転のみで乗り切る人の割合は18.1%、冷房と除湿を併用する人の割合は47.4%です。

実に65.5%もの人が夏場に除湿運転を活用していますが、その理由は「電気代が安いと思うから」との理由が一番多いそうです。


果たして、本当に除湿のほうがお得なのでしょうか?


実は除湿には、機種によって方式が2タイプに分かれます。

1つは「弱冷房除湿」、もう1つは「再熱除湿」です。


(再熱除湿のしくみ)



エアコンは室温を下げる際に出る水分を屋外へ排出することで、除湿します。


弱冷房方式はその名の通り、弱冷房運転のついでに除湿します。

電気代は安いのですが、室温は1℃~3℃ほど下がります。


一方、再熱除湿方式は除湿用に冷やした空気を、暖め直してから部屋に戻します。

除湿だけを目的とした機能で、除湿運転による肌寒さを防ぐことができますが、電気代は高くなります。


これを電気代に当てはめると、お得な順に左から、


弱冷房除湿 → 冷房 → 再熱除湿


ということになります。

つまり電気代を抑えたいときは、弱冷房除湿がオススメです。


ただし、弱冷房除湿で部屋が快適にならなければ、エアコンの意味がありません。

「梅雨どきは弱冷房除湿、夏場は冷房」など、季節や気温によって上手く使い分けることが、お得で快適に過ごすコツになります。



弱冷房除湿でもパワフルな三菱電気のエアコン「霧ヶ峰」




それでも中には、「けど、除湿だけではどうしても快適にならないけど、夏場の電気代節約のために弱冷房除湿を使いたい」という方もいらっしゃるかと思います。


そんな方にオススメなのが、三菱電気のエアコン「霧ヶ峰」。

その一番の特長は、弱冷房除湿方式でありながら、好みに合わせて除湿モードを3段階選べるところです。


たとえば、夜の睡眠時には「弱」に設定すれば、喉を痛める心配もなく、ソフトで快適に除湿できます。

部屋干しするときや湿度が高過ぎるときは、「強」の設定で強力に除湿できます。




でも、「除湿だけで快適になるの?」と不安になる方もいらっしゃるかと思います。

そんな方に覚えておいていただきたいのは、人が快適に過ごせる温度と湿度は、夏場は温度25℃~27℃で湿度が50%~60%ということ。

そして、湿度が下がると、体感温度も下がるということです。


国際的に取り入れられている「暑さ指数」(WBGT)で計算すると、たとえば温度27℃で湿度55%のときの暑さ指数は24℃。

温度30℃でも湿度40%なら、暑さ指数は同じく24℃になります。


つまり室温が多少高くても、除湿次第で快適に過ごせるということです。


その点、「霧ヶ峰」なら強力な除湿モードが選べるので、安心できます。

もちろん、それでも快適でない場合は、無理をせず、冷房運転に切り替えてください。

省エネ基準は達成率100%なので、冷房運転でも省エネです!



このように、室内の状況に応じて除湿運転のモードが選べる三菱電気のエアコン「霧ヶ峰」を、菜花空調ではオープン価格80%オフで提供しています。

GVシリーズなら、取り付け工事込みで¥60,000~です!


詳細は当社まで、お気軽にお問い合わせください。


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