エコキュートは経済面でも安全面でもありがたい電化製品ですね。
しかしその運転音のうるささから、近隣トラブルが起きやすいことをご存知でしょうか。
今回は、エコキュートの騒音の原因と騒音が近隣トラブルになったときの対策、近隣トラブルにならないためにどうしたらいいのか、ご紹介いたします。
●エコキュートの音
騒音と言っても、エコキュートは一体どのような音がするのでしょうか。エコキュート自体の音は、昼間の閑静な住宅街の騒音レベルと同程度で、これが騒音の直接の原因となっている可能性は低いです。
実はエコキュートは人間の耳には聞こえない低周波の音を出していて、これが人体に影響をおよぼすと言われています。体調不良を訴える方もいて、この低周波が騒音トラブルの原因となっているのです。
●エコキュートの騒音がご近所トラブルとなったときの対処法
細心の注意を払っていても、エコキュートの音が気になるという方はどうしても出てくる場合もあります。
そういった場合は、一体どのような行動を起こせばよいのでしょうか。
＜ｈ2＞設置状況を確認する
ほとんどの業者が隣家との適切な距離や配置を考えてエコキュートを設置してくれますので、設置場所に問題があるということはほぼゼロです。そこで確認すべきなのが、エコキュートの設置状態です。特に、エコキュートが故障していないか、エアコンの室外機が近くに設置されていないか、騒音を防ぐために設置した緩衝材や防振ゴムが破損していないか、確認しましょう。
状況確認と話し合いを行う
お伝えしたような問題がなければ、トラブルの相手と話し合いをします。どの程度の騒音被害があるのか、騒音によって何らかの症状が出ているのかなどを確認しましょう。
その上で、どうすればお互いに妥協できるのかを話し合って解決策を見つけると良いです。
お互いに可能な対処法を試す
騒音被害を訴えている側に試していただきたい具体例が、寝室やベッドの位置を変えること、耳栓を試してみる、窓を二重窓にする、換気扇の外部のフードに防音材を設置するなどです。
反対にエコキュートを設置している側の対処法としては、ヒートポンプユニットの向きを変えたり移動させたり、防音対策を施したりすることがあげられます。
●騒音トラブルにならないために
騒音トラブルにならないために、初めから音が静かなエコキュートを選ぶのが良いでしょう。また、部屋や窓から距離を置いた場所に水平に設置したり、防振ゴム、防音シート、緩衝材を活用したりするのもおすすめです。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。
エコキュートを設置する際は周りへの影響も考えながら、がいいですね。この記事を参考に、快適なエコキュートライフを楽しんでください！
《この記事を書いた人》
菜花祐樹 YUUKI NABANA
株式会社菜花空調 代表取締役
2004年創業、東北宮城県を中心に空調設備工事・ガス設備工事を主体
に設備工事業全般の事業に携わる。
菜花空調では、経験や技術に基づいた最適なご提案が可能です。「菜花空調」はそうしたプロの業者の1つです。宮城県エリアのあらゆる場所のエアコン、ガス、水道、給湯器等の工事を手掛けてきました。誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得しております。仙台をはじめ宮城県の工事の際は、ぜひ「菜花空調」にお任せください。
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