エコキュートを寒冷地で使用すると、ランニングコストが安くすみ断水や停電時でもお湯が使えます。
一方、屋外への設置は雪対策が必要などデメリットもあります。寒い地域の屋外での使用は、凍結も起こりやすいですね。
今回は、エコキュートが凍結してしまった場合の対処法、凍結させない方法をご紹介していきます!
●凍結した場合の対処法
寒冷地にお住まいの方は、十分対策をされていることと思いますが、もしもエコキュートが凍結してしまったらどうしたらいいのでしょうか。
配管が自然凍結するのを待つ
こちらは最もおすすめの方法です。早く凍結を解消させようと熱湯をかけたくなりますが、絶対にNGです。急に熱湯をかけると配管の破損につながり、使えなくなってしまう恐れがあります。
どうしても緊急で使用したい場合は、40℃程度のぬるま湯をかけましょう。貯湯タンクとヒートポンプの給水配管、給湯配管、風呂配管部分をタオルで覆いながら少しずつ様子を見てくださいね。
エラーを解除し給湯栓を開く
もしリモコンにエラーが出ていたら、漏電遮断器を60秒以上切ることをお勧めします。時間が経ち漏電遮断器をオンにするとエラーが解除されますので、あとは給水配管の凍結が解凍されるのを待ちましょう。
●凍結させない方法
最後に、寒冷地でエコキュートを凍結させない方法についてご紹介します。
お風呂上りはお湯を抜かない
お風呂からあがる時、夜の間は湯船にお湯を張ったままにしましょう。
湯船の循環口より10cm以上多めのお湯を張ったままにしておくと、エコキュートとお風呂をつなぐ配管の中にも水が入ったままの状態となり、凍結を防止できます。翌朝お湯を抜けばいいので、すぐにできる方法だと思います。
水を出しっぱなしにする
蛇口を少し開けておき、一晩中水を出しっぱなしにすることも凍結防止にお勧めです。目安としては1分間に200ml程度です。バケツや浴槽に水を残すようにしてもいいですね。
お湯を流しっぱなしにするとタンク内のお湯がなくなり、必要な時に使えなくなる恐れがあるため、タンク内の水の様子をみながら実行してください。
配管の外側に対策をする
配管保温保護カバーや凍結防止用ヒーターなど、配管を外から温めて凍結防止をするようにしましょう。
配管保温保護カバーは、配管の外側にはめるチューブ状の発泡スチロールのような保温素材で、周りにはめるだけで使用できて導入が簡単です。
また、凍結防止用ヒーターは、3〜9度以下になると自動でヒーターが作動し、配管温度が13〜 19度になると通電を停止します。
●まとめ
エコキュートの凍結防止モードを使用しても、凍結防止になります。夏は切っていることも多いですが、冬になったら忘れずにつけてくださいね。いつでも温かいお湯が使えるように普段から凍結予防をしておきましょう。
《この記事を書いた人》
菜花祐樹 YUUKI NABANA
株式会社菜花空調 代表取締役
2004年創業、東北宮城県を中心に空調設備工事・ガス設備工事を主体
に設備工事業全般の事業に携わる。
菜花空調では、経験や技術に基づいた最適なご提案が可能です。「菜花空調」はそうしたプロの業者の1つです。宮城県エリアのあらゆる場所のエアコン、ガス、水道、給湯器等の工事を手掛けてきました。誠実な対応と確かな技術力で地域の皆様からの信頼を獲得しております。仙台をはじめ宮城県の工事の際は、ぜひ「菜花空調」にお任せください。
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