みなさん、「GHP」や「EHP」ってご存知ですか?
“GHP”や”EHP”っていうエアコンがあるんです。
GHPエアコンとは…
G:ガス HP:ヒートポンプ
ガスで動くエアコンのことです。
一般的にはあまり馴染みがないエアコンかも知れませんが、学校やホテルにはそれなりに普及しているエアコンでもあります。
一方EHPは
E:エレクトリック HP:ヒートポンプの略で
電気で動くエアコンを指します。
これらを交換する際は、
それぞれのメリット、デメリットを把握する必要があります。
今回は簡単にその辺りについてお話しします。
まずはGHPエアコンの方ですが…
外機のガスエンジンが動力になっているのですが
それなりにパワーもありますし、それなりのエンジン音も発生します。
車のエンジン音をイメージしてもらえたら近いかも知れません。
●GHPエアコンのメリット
メリットとしては
適温になるのがとても早い!点が挙げられます。
冷暖房共に、運転をするとすぐに適した風をガスの力で届けてくれます。
一般的な家のエアコンはEHPエアコンなので電気で動きますが、
運転直後すぐに冷たい風が出るかというと、最初はゆっくりと動き出してぬるめの風が少しづつ出て、段々とパワーアップした冷たい風が出てくると思います。
暖房に関してもEHPエアコンは最初に霜取り運転を行うので、暖かい風が出るまで少し時間がかかります。
設定した適温の風が出るまで少し時間がかかってしまうので、しばらくは放置してようやく設定した適温の冷気や暖気により部屋が快適になって来ます。
それに比べてGHPの方ですが、ガスによるエンジンはあっという間に冷気や暖気を出すことが可能で、「ピッ」というリモコン操作後に素早く快適な室温にすることが可能です。
真夏や真冬に外出からの帰宅時にはGHPエアコンがとても便利ですね。
特にホテルなどの業務用エアコンの場合はお客様が外から部屋へ入ってきて
「部屋が暑い」「寒い」とクレームになるのでは困るので、すぐに快適な温度で過ごしてもらうことが必要になります。
学校なども同様にGHPエアコンが設置されている場合が多いです。
また、昔は電気を節約しましょうという動きが大きくなり、まだ省エネの技術もあまり発達していなかったので「ガスで動くエアコン」というのは電気とは違う訴求ポイントがありました。
GHPにすることで国からの補助金もあったくらいです。
そうした背景もあり、広く普及していたので現在も使われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
●GHPエアコンのデメリットとは?
GHPのデメリットは…メンテナンスが必要なことです。
1年に数回はメンテナンスを依頼しないといけない場合も多く、それだけ費用もかかります。
また、ガスを引く工事などもあり、補助金の利用は別としても導入初期費用が高額になる傾向があります。
今はどの電気製品も省エネ基準をクリアしていないと売れない時代になっていますので、電気エアコンに変えても電気代はそんなにかからなくなっています。
後々のメンテナンスや、将来のことを考えるとGHPからEHPへ更新をするのも有効な手段だと言えます。
ブログの内容+α(裏話しも少々…)で動画の方でも解説していますので、こちらもご参考ください!
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