新型コロナウイルスの影響で「3密」という言葉ができました。
3密とは「密閉・密集・密接」の3つの密をとって呼ばれており、3密を避けることで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぎます。
今回は「密閉」空間をつくらないためにも、どのような換気をすればいいのかわからない方のために、換気対策について解説します。
新型コロナウイルス対策だけでなく、日常の生活でも換気することは重要です。
どのような対策をすればいいのか見てみましょう。
● そもそもどうして換気が必要なのか?
まずは、どうして換気が必要なのかについて解説します。
換気とは部屋の中の汚い空気を外に出し、外気のきれいな空気と入れ替えることです。
汚い空気の中には、二酸化炭素・ホコリ・花粉・細菌・ウイルスなどが含まれています。
そのままにしておくと、健康を害したり、花粉症の症状がひどくなったり、アレルギーが発症したりと悪いことだらけです。
健康を保つためにも、積極的に換気をしましょう。
「部屋が広いから大丈夫」「部屋が狭いから心配」ということは一切関係ありませんので注意が必要です。
● 換気方法のポイント
換気には「自然換気」と「機械換気」があります。
それぞれどういった換気なのか説明します。
○ 自然換気
自然換気とは、窓やドアなどの出入り口から外の新鮮な空気を取り入れる換気方法です。
ここでポイントになってくるのが、二方向の窓を全開にして、空気の流れをつくることが重要になってきます。
空気の流れをつくることによって、効率的に換気することが可能です。
一方向にしか窓がない場合は、ドアを開けることで窓とドアの間に空気の流れをつくることができます。
そのときに扇風機を窓の外に向けて使用することで、汚くなった室内の空気を手際よく排出可能です。
高いところにある窓を開けるのも効果的。
あたたかい空気は上に行く特性があります。その特性をうまく利用することで、風のない日でも空気の流れをつくり出すことは可能です。
時間的には数分間全開にすることを推奨します。
頻度としては、30分に1回以上のペースで行いましょう。
この方法で部屋の汚い空気が、外気の新鮮な空気にすべて変わります。
一般的に、自然換気の方が機械換気よりも効果が期待できるといわれています。
○ 機械換気
機械換気とは、換気扇などの機械を利用した換気方法です。
2003年7月以降に建設された建物には、24時間換気設備が設置されていますので、一定以上の換気性能は確保できます。
24時間換気システムがついているからといって、油断大敵です。
「電源がONになっているか」「吸気口・排気口が閉じていないか」をしっかり確認して活用しましょう。
地下や窓のない高層ビルでも、建物の管理者はビル管理法に基づき、一人当たりの換気量を確保するよう努めなければなりません。
そのため、業務用エアコンなどの換気設備によって換気されていることが通常です。過剰な心配は無用となります。
それでも心配な場合は、窓やドアを開けて換気している建物を利用しましょう。
業務用エアコンでは換気できても、家庭用エアコンでは換気できません。
家庭用エアコンは部屋の中の空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を冷やしたり、あたたかくして、快適な環境をつくっています。
室内の空気と室外の空気を換気しているわけではないので、注意が必要です。
家のリビングでは人が集まる時間帯(朝食・昼食・夕食)は二酸化炭素濃度が上がります。
換気対策としては、キッチンの換気扇をつけることで解消可能。
そのほかにも、就寝中に二酸化炭素濃度は上がります。
就寝時も換気扇をつけたり、寝室のドアを開けて就寝することで換気することが可能です。
空気清浄機を使用する場合は壁際におきましょう。
壁際に置くことで、壁に沿った気流をつくり部屋全体を換気できます。
● 季節による換気方法
季節によって換気方法も変わります。
暑いときや寒いときは、どのように換気したらいいのか見てみましょう。
○ 冷房を使っているとき
仕事やお出かけから帰ってきたときは、窓を全開にし、換気をしてから冷房のスイッチをONにしましょう。
何時間も部屋を開けていると暑い空気がこもります。暑い空気を換気することで、冷房の効率化ができ素早く冷やせますね。
エアコン運転中に換気をする場合は、設定温度を少し低めにしてから換気しましょう。
換気するときは、どうしても外の暑い空気が入り室温が上がってしまいます。設定温度を低くしておくことで、室温が下がることを防げるのと同時に、熱中症対策もできて一石二鳥です。
窓を開けて換気する場合は、できるだけエアコンから離れた窓を開けるようにしましょう。
一般的にエアコンは窓の近くについています。外気の暑い空気を直接エアコンが吸い込んでしまうと、負荷がかかり電気代が上がる原因や、吹き出し口に結露が発生する原因になるため、注意が必要です。
室温を下げないためには、日差し対策も重要になってきますね。
換気の際、日差しが入ってきてしまうと室温は急激に上がってしまいます。そこで、窓の外側に「シェード」をつけると、換気中の日差しを防ぐことができ、快適なエアコンライフを楽しめますね。
○ 暖房を使っているとき
常時、一方向の窓を少しだけ開けることで換気することが可能です。
効果としては、室温低下が抑えられます。
窓を開ける幅については、室温を確認しながら調整しましょう。
朝起きるときや、帰宅時間が分かっているときはタイマー機能で部屋をあたためておきましょう。
あらかじめ「床、天井、壁」をあたためておくことで、窓を開けて換気をしたときに室温低下を防ぎます。
室温と設定温度の差が広がってしまうと、エアコンの負荷が大きくなります。その影響で電気代も上がってしまうので注意が必要です。
太陽の日差しを取り入れたり、夜カーテンをすることで暖房効果を上げましょう。
窓を開けての換気するときの目安は、1時間に2回、5分が目安です。
しかし、夏場よりも冬場の方が温度変化が早くなります。あたたかい空気は冷たいところに逃げようとするためです。
また冬場の方が風が強いため、換気中に少しでも寒いと感じたら、換気時間を短くしましょう。
「風が強い=換気量も増える」なので換気時間を短くしても安心です。
● まとめ
今回は「3密を避けるおすすめ換気対策」について解説しました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3密を避けることが当たり前になっています。
そのなかでも「密閉」については、換気することが必要不可欠です。
換気には2つの方法がありました。
窓やドアを全開にして、外気の新鮮な空気を取り込む「自然換気」
換気扇や空調設備、空気清浄機などを使って新鮮な空気を取り込む「機械換気」
暑いときや寒いときでも、密閉をつくらないためには換気が必要になってきます。
どんなときでもしっかり換気対策をして、ウイルスに負けない暮らしを楽しみましょう。
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